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眼科レーザー治療

眼科レーザー治療とは

眼科レーザー治療画像

目をカメラに例えると、網膜というフィルムにあたる膜があります。
網膜は約0.2㎜の薄い膜で、光を感じる細胞(視細胞)が存在します。
何らかの原因で、この網膜に裂け目(網膜裂孔)や丸い穴(網膜円孔)が開くことがあります。
網膜裂孔や網膜円孔が生じると、黒い点や糸くずのようなものが見える「飛蚊症」という症状や、硝子体が網膜を引っ張る刺激を網膜が光の刺激と認識するため、暗いところで光が見える「光視症」とよばれる症状が出ることがあります。
網膜裂孔や網膜円孔を放置すると、裂け目や穴を通じて眼内液が網膜の中に回ることで網膜が剥がれ、「網膜剥離」という状態になります。
網膜剥離まで進むと視界の端の方からカーテンが下りてくるように見えない部分が出てきます。この網膜剥離になる前に、レーザーで網膜裂孔を治療します。

レーザー光線は医療分野だけでなく工業や通信など、幅広い分野で利用されている光線(電磁波)です。現在では眼科分野の一般的な治療法となっています。
疾患によって、使用するレーザーも照射方法も様々です。基本的には直径50~200ミクロンほどの極細の光線を網膜などの眼の組織に当てることで、局所的に熱を発生させ、点状の凝固を作り出します。照射は0.1~0.2秒程度とごく短時間なので、全く痛みを感じないか、少しピリピリと感じることがある程度です。
網膜裂孔の段階か、周囲にわずかに網膜剝離ができたばかりの段階であれば、周囲をレーザー光で凝固することで、進行を食い止めることができる場合があります。また、網膜が薄くなって、裂孔が開きそうな部分に予防的にレーザー光凝固を行うこともあります。
他にも、糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症に対して、網膜の下の脈絡膜というところから、正常とは違う血管(新生血管)が発生してくるのを予防したり、すでに発生している新生血管を退縮させたりする目的でもレーザー治療を行うこともあります。
また、血管腫や動脈瘤などの異常血管に対しては、直接レーザー光を照射することで血管自体を凝固します。

レーザー治療法

まず、瞳孔を広げる目薬をさして、20~30分程お待ち頂きます。さらに麻酔の目薬を点眼した後、治療用のコンタクトレンズを眼の上にのせて、光凝固を行います。
実際にレーザーをする時間は、穴の大きさや数にもよりますが、10分程度です。光凝固は網膜に軽くやけどを作る治療ですから、少し鈍痛を感じることもあります。痛みなどで眼が動いてしまうと危険ですので、我慢できない場合は可能であればレーザーの出力を少し下げるか、休憩をとって頂きます。
レーザーの点凝固が固まるまで10日間ほどかかりますので、その間は激しい運動を控えて下さい。

目のこんな症状はご相談ください

  • 黒い点や糸くずが見える
  • 暗いところで光が見える
    → 網膜裂孔ができている可能性がありますので、お早めに眼科で検査をお受けください。 その際、瞳孔を広げる検査をいたしますので、運転以外の方法でご来院下さい。
  • 視界の端の方からカーテンが下りてくるように見えない部分が出てくる
    → 網膜剥離の可能性があります。お早めに眼科で検査をお受けください。
つむら眼科クリニック

042-843-1848

院 長
津村 豊明(つむら とよあき)
副院長
齊藤 森(さいとう しん)
診療内容
眼科一般、白内障、緑内障、ドライアイ、糖尿病網膜症、網膜硝子体疾患、加齢黄斑変性、硝子体注射、眼科レーザー治療、日帰り白内障手術、日帰り緑内障手術、涙道手術
住 所
〒191-0062
東京都日野市多摩平2-3-1
HAKUEI. BLD. TOYODA 501
最寄駅
JR中央線「豊田駅」北口より徒歩1分
診療時間 日祝
9:00~12:00 ●※
13:30~15:00 手術 手術 手術 手術
15:00~18:00

■休診日:金・土曜午後・日・祝
※第5土曜日休診 ※予約制のため予約患者様優先です。
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